従業員とお客様の接触を減らして販売活動をする方法

2021-12-20ニューノーマル

新型コロナウイルス感染拡大を受け、店舗はニューノーマルに対応する必要が出てきています。新たな店舗販売の形において、従業員とお客様の接触をできるかぎり減らしながら、販売活動を行っていくことは必要不可欠です。
そこで今回は、基本の衛生面での対策はもちろん、接触を減らす中で販促活動を効果的に実施する方法をご紹介します。

＜目次＞

目次[非表示]

1.従業員とお客様の接触を減らす必要性
2.お客様との接触を減らしても販売活動をする方法5選
3.まとめ
4.セレブリックスのニューノーマル対応サービス

従業員とお客様の接触を減らす必要性

店舗では、従業員とお客様の接触を極力減らすことは必須事項です。感染予防対策として「3つの密」を避けるための基本的な感染防止対策として、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い・手指消毒は従業員とお客様共に実施していくことが求められています。

店舗側は、身体的距離の確保のために、顧客に対し掲示・アナウンスの実施などにより可能な範囲での対人距離の確保を促す、接触感染・飛沫感染の防止のために透明間仕切り等の設置、マスクやフェイスシールド等の着用等を行う必要があります。

また、スタッフは店内の清掃・消毒の実施、換気の徹底、商品陳列等の工夫、店舗内の混雑緩和などに取り組むことも求められます。

お客様との接触を減らしても販売活動をする方法5選

お客様との接触を極力減らし、感染予防対策を実施しながら販売活動を行う、より効果的な方法があります。その方法を5つご紹介します。

●店舗架電ラウンダー
店舗販売を促進するためにラウンダー業務は欠かせません。しかし感染予防のために店舗ラウンダーを中止しているケースもあるでしょう。そこで配荷店に架電することで、商品説明や店頭把握、売場交渉を行う方法があります。具体的には電話でFAX送付を交渉したり、売場獲得や販促物設置を交渉したりします。
店舗フォローが手薄であったり、店舗状況が不明だったりする場合に活用できますし。季節商材で事前の充分な店舗対策としても活用できます。

●アバター販売スタッフ
アバターが接客スタッフの代わりに購買のきっかけをつくる方法です。店頭にデジタルサイネージを設置し、アバターが来店したお客様に質問し、QA式でやりとりを行い、スタッフが最適な商品提案を行います。タッチパネル形式のため、お客様は視覚的に操作できます。また店舗で接客スタッフに質問したいときにも感染の不安なく、安心して質問ができます。

●オンライン接客
デジタルサイネージやタブレットを店舗に導入し、オンラインでスタッフがお客様を接客します。遠隔での「非接触型の接客」が可能になります。

●バーチャル実演販売
店舗内にモニターを用意し、プロの実演販売士が遠隔で接客、および実演販売を行います。プロの実演販売士によるパフォーマンスで、売り場で訴求しきれない魅力を発信できるので、お客様に店頭に訪れたときと同じくらい、またはそれ以上の購買意欲をわかせることが可能です。

●店内行動分析
来店したお客様が、店内でどのような行動を取ったのかのデータと購買データから、「買ってもらうためにはどのような対応が必要なのか」ということを分析します。
「買った人」「買わなかった人」の行動を比較し、買いを促す売場へと改善できます。既存の防犯カメラなどで、店舗の来店客数や属性、来店客の店内導線を計測・データ化して、その行動データと購買データをつき合わせることで、「買った人」「買わなかった人」の行動を洗い出します。
「店前の通行量に対して来客人数はどれくらいか？」「来店客の属性は？」「来店客の店内回遊は？」「どの売場に立ち寄られているか？」「立ち寄る売場の順番は？」「立ち寄った売場での滞在時間はどれくらいか？」「その売場の商品を買ったのか？」「接客は受けているか？」などを分析し、次なる対策に活かします。