O2Oマーケティングの今後の可能性
O2OマーケティングとはOnline to Offlineマーケティングの略で、企業がアプリなどのオンライン上で獲得した情報から、見込み客をオフラインの実店舗へ集客し、購買行動を促すマーケティング手法のことを指します。
オンラインはその活用によってまちがいなくリアルの現場という、オフラインの活性化推進力となっていくでしょう。
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<目次>
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今後の集客戦略に欠かすことのできないO2Oマーケティング
どの美容サロンに行くか、ネットで調べていたら割引クーポンが使えるサービスがあったのでこのお店に決めた…。
新入社員の歓迎会、口コミ情報で評価が高かった店に決めた…。
インターネットがコモディティ化した現在ではこんなことは日常で行われています。冒頭に紹介したクーポン券や口コミ情報で新たな客を獲得した美容サロンや居酒屋は、O2Oマーケティングを上手に活用しているお店です。
O2Oマーケティングとは一つの企業のネット上での活動(Online)で実際の店舗(Offline)での購入や集客に影響を与えていく戦略。Onlineはその活用によってますますリアルの現場というOfflineの活性化推進力となっていくでしょう。
ネットマーケティングとリアルマーケティングの相乗効果
しかしOnline仕掛けに力を注ぐことのみがO2Oマーケティングではないようです。なぜなら商品購入の最終ゴールはやはり実際の店舗だからです。
ネットで商品を見てそのままネットで購入するケースもあります。いわゆるネット通販の世界がそうでしょう。しかし多くの調査によればそれはまだ全体の約2割であり、大部分がネットの情報を参考にしながらリアルの現場で商品を手に取り、購入を決定しています。その意味でO2Oマーケティングは、すべてネット上での仕掛けに頼るのではなく、ネットとリアルの融合、ネットマーケティングとリアルマーケティングの相乗効果に意味があります。
たとえばお店のスタッフからの言葉をSNSに発信し、一般ユーザーとネットでコミュニケーションしていく機会を増やしていくことも考えられるでしょう。その場合O2OはOnlineからOfflineではなく、Offline からOnlineへという流れになっています。つまりO2Oマーケティングは、OnとOffという相互のラインを最適に使っていくことがポイントとなります。
リアルを盛り上げ、ネットで加速・拡大を図る
新商品などの認知と販売促進には街頭のサンプリングなども欠かすことができません。そういったリアルマーケティングの効果をより高めていく上でもO20は有効な手段と考えられます。サンプリングや販促イベントなどのリアルマーケティングの情報はネットを通すことであっという間に発信することができるからです。
誰も入っていない店は入りづらく、多くの人が集まるお店はそれだけでついつい覗いてみたくなった経験は誰にでもあるでしょう。人には、「人が集まっているところに集まる」という習性があります。その意味において店頭などで行われる販売促進のプロモーションなどもリアルな現場を盛り上げる力になります。
そしてそこにO2Oマーケティングの戦略が加わることでさらに集客力は加速し、拡大していきます。O2Oマーケティングを検討する際はリアルマーケティングとの組み合わせも視野に入れて考えていきたいものです。
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