WEB広告とサンプリングの違いとは?

WEB広告とサンプリング。


両者は認知を拡大する目的としては同じですが、その手段や費用などが全く異なります。


本コラムでは両者の特長や、メリット/デメリットを考えることで、どのような場合にどちらの手法を使うべきかが学べるものになっています。


目次[非表示]

  1. 1.WEB広告とサンプリングの違いとは?
  2. 2.WEB広告について
    1. 2.1.WEB広告とはどんなもの?
    2. 2.2.WEB広告のメリット/デメリット
  3. 3.サンプリングとはどんなもの?
    1. 3.1.サンプリングの特長と種類
    2. 3.2.サンプリングのメリット/デメリット
  4. 4.ウェブ広告とサンプリングの違い
  5. 5.まとめ
  6. 6.セレブリックスのプロモーション支援

WEB広告とサンプリングの違いとは?

商材やサービスの認知を広げる活動には、近年WEB広告などのオンラインでの施策が積極的に採用されています。企業が認知拡大を図る際にはオンラインだけではなく、ターゲット層と直接触れあうオフラインの施策も採用されて来ました。その中でもサンプリング施策は、認知拡大の側面を持ちます。

オンラインとオフラインの認知拡大施策である、WEB広告とサンプリング施策にはどのようなメリット・デメリットがあり、どのように使用していくかをご説明いたします。

WEB広告について

WEB広告とはどんなもの?

WEB広告とは、WEBメディア(媒体)やSNSなどに掲載する広告のことです。一般にインターネット広告、デジタル広告、オンライン広告などと呼ばれることもあります。

インターネットを通じた広告はすべてWeb広告に分類され、種類は13種類と豊富です。


①    リスティング広告

②    ディスプレイ広告

③    アドネットワーク広告・DSP

④    リターゲティング広告

⑤    純広告

⑥    アフィリエイト広告

⑦    ネイティブ広告

⑧    記事広告・タイアップ広告

⑨    SNS広告

⑩    動画広告・YouTube広告

⑪    リワード広告

⑫    デジタル音声広告

⑬    メール広告


WEB広告は検索エンジンの広告枠や、各メディア(Webサイト・SNS・動画・メール・音声など)の広告枠など、指定の広告枠に、商材やサービスの広告を掲載できるシステムとなっています。

その目的は、「認知拡大」「興味喚起」「購買促進」のように設定され、その目的に応じたWEB広告の使い分けが必要となります。

WEB広告のメリット/デメリット

では、WEB広告施策のメリット/デメリットはどのようなものがあるか。

以下にてご説明いたします。


【メリット】

①    細かなターゲティング設定が可能

ターゲットの属性や広告の内容などで、ターゲティング可能です。


②    広告費に応じた施策が可能

費用に合わせた広告が可能です。


③    短期間で効果を得られる

広告を出稿した直後から広告の効果を見ることが可能です。


④    効果測定が可能

従来の広告よりも短期間での効果測定が可能です。


【デメリット】

①    運用するには知識が必要

様々な種類の広告があり、それぞれの特徴を把握し、広告運用の知識などを備え、適切に運用する必要があります。


②    成果を上げるには多角的な分析が必須

広告出稿後に集まるデータを多角的に分析し、解析することが必要となります。


③    競合が多いキーワードは単価が高額

競合の多いキーワードは、戦略的に対策しないとクリック単価が高価になり、費用対効果が上がりにくくなります。


WEB広告にはメリットも多いですが、WEBマーケティングや広告運用や知識を備えることが必須になります。

外注することで、運用はやりやすくなるものの高い費用を払い続ける必要があり、知識も備えていかなければなりません。ただ広告運用をするだけでは効果が出ないため、ハードルが少し高いのもWEB広告の特長です。

サンプリングとはどんなもの?

サンプリングの配布

サンプリングの特長と種類

サンプリングとは企業のオフラインでのプロモーション・認知拡大施策のひとつです。


本来、企業などが商材やサービスの試供品などを配布する活動のことをいいますが、試供品だけにとどまらず、商材やサービスの広告が入ったティッシュや、リーフレット/冊子などの印刷物の配布活動も、サンプリング活動に含まれます。


サンプリングには、店舗や施設などのルートを利用した「ルートサンプリング」や、駅前や街で見かける「街頭サンプリング」、WEBサイトを経由してお申込された人へ試供品を送付する「WEBサンプリング」などの手法があります。

サンプリングのメリット/デメリット

では、サンプリング施策のメリット/デメリットはどのようなものがあるか。

以下にてご説明いたします。


【メリット】

①    認知拡大

計画的なサンプリングを実施することによって、その商品の存在を知ってもらうだけでなく、実際に試供品を使ってみた感想を生み出す効果が期待できます。

また、チラシなどであれば広告自体が手元に残ることで残存効果や友人への紹介なども期待することが可能です。

拡大だけでなく、深い認知の獲得にも貢献できることがサンプリングのメリットの1つです。


②    購買促進効果

サンプリングでは、実際の商品を使いやすくしたサイズの試供品を試すことができるので、受け取った方は、商品の使用感やその価値を無料で体験することができます。その結果、消費者は安心して購入することができるようになります。

また、試供品の配布だけでなく、チラシやティッシュなどの配布物にお得なクーポンや引換券などを付けることで、商品購入やサービス体験につながる施策を打つことも可能です。


③    市場調査が可能

商材やサービスを知ってもらい、購入・利用までのプロセスにおいてサンプリングは機能します。それだけではなく、ターゲットの生の声を集める市場調査の手段としても利用が可能です。

サンプリングでは、ターゲットとのコミュニケーションをとりながら配布物や試供品を渡します。その際にサンプリングスタッフが集めた会話を分析することで、ターゲット層のニーズや、市場における商材やサービスの位置づけ、新しい発見を見つけることが可能です。特に継続したサンプリングの実施では、市場の定点観測やターゲット層のニーズを高い精度で回収することが可能です。


④    配布物が手元に残る

一般的に、サンプリングでは配布物を用いてターゲット層へ訴求していきます。

配布物を受け取ったターゲットは、その配布物を閲覧・利用することで、商材やサービスの特徴を知ることになります。また手元に配布物が残るため、配布した後も配布物を目にすることでその商材・サービスを思い出すことになります。

そのため一期一会の要素が強い広告よりも、深くターゲットの印象に残すことが可能です。


【デメリット】

①    人件費がかかる

サンプリングを行う上で欠かせないのが、サンプリングするスタッフになります。

自社スタッフを使ってサンプリングを実施することも可能ですが、その場合人件費が高くつき、通常の業務に支障が出てしまう場合があります。専門のスタッフを自社で抱える場合でも同様に人件費が高くつくことがあります。

こういった場合、サンプリングを専門の会社に外注することで、解決することができます。

サンプリングを専門とする企業では、スタッフを提供するだけでなく、サンプリング計画を立案・実施する企業もあります。


②    計画によって成果が左右される

街頭や店頭で商品サンプルを配布する形式の場合、計画を作りこまないと配布コストだけがかかり、効果が出にくくなってしまいます。その商品のターゲットを見極めて渡さなければ、効果の期待が難しいと言えます。


サンプリングの効果を高めるためには、事前のセグメントと配布エリア・配布数のプランニングを検討するサンプリング会社を選ぶ必要があります。商材に合わせた最適な計画を、過去の知見から導き出す企業を選ぶことで効果を最大化できます。

ウェブ広告とサンプリングの違い

ウェブ広告とサンプリングについて、これまでそれぞれの特徴とメリット/デメリットを比較してきました。


WEB広告は手軽に出稿でき、効果もお好みの期間で計測できます。正しく運用することで、認知拡大する範囲が大きくなりますが、効果を出すためには専門知識を備えることが必須になってきます。

一方サンプリングでは、確実にターゲットに直接リーチすることで、インパクトのある認知拡大を行うことが可能です。また配布物が手元に残ることで、ターゲットに反復的に商材やサービスの認知を喚起することも可能です。さらに継続実施によるターゲット層の生の声を集めることも可能です。


同じ認知を広げる活動でも、WEB広告とサンプリングではその効果の現れ方が異なります。


WEB広告の場合、WEB上のあらゆる場面に広告が出稿されるため、認知を広い範囲に届ける効果が期待できます。

サンプリングの場合は、ターゲットに直接訴求し、配布物が手元に残るため、深くターゲット層に訴求したい場面で有効的です。


商材やサービスの特徴や、おかれている段階に応じて併用ができると、商材やサービスの認知を効果的に拡大することが可能となります。

まとめ

近年ほとんどの企業がオンライン施策に費用をかけています 。

その中でも費用をかけてはいるものの、ターゲットに接触できていない場面が少なくありません。またターゲットに接触できていも、広告が見逃される場面も少なくありません。


こうした悩みを抱えている方は、サンプリング施策も利用することで、配布物が手元に残り、ターゲットの印象に残る認知拡大を図ることが可能です。

その結果、WEB広告だけではできなかった広く深い認知拡大の効果を期待できます。


弊社ではお客様のサービスやターゲットに合わせた戦略的なサンプリング計画を提案・実施しております。

サンプリングをご検討の方は、まずはお気軽に資料請求にて弊社サンプリングサービスをお問い合わせください。

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