コロナ禍で店舗巡回に代わる方法
コロナ禍で頻繁に配荷店に出入りできなくなり、従来の店舗巡回が実施できない状況に直面していませんか。そうなると、これまで店舗巡回で得ていた効果がなくなることから、店舗巡回に代わる方法を見つけなければなりません。
そこで今回は、コロナ禍で実施できなくなった店舗巡回に代わる効果的な方法をご紹介します。
<目次>
目次[非表示]
店舗巡回の効果
まず、店舗巡回の効果を確認しておきましょう。
●確実に希望の売り場づくりが実現する
店舗巡回は、自社の要望が店舗側に伝わることが一番の効果といえます。自社が希望する売り場が、店舗側で確実になされるとは限りません。情報が行き届かないケースも多いからです。店舗巡回を実施することにより、意思の疎通が叶い、売り場に確実に自社の要望が反映されるのを見届けることができます。店舗巡回スタッフの力量によっては、売り場拡大も可能です。
●お客様が見やすく、手に取りやすい商品配置が実現する
実際の売り場に行ってみないと、商品がどのように陳列されているかはわからないものです。店頭でお客様が見やすく、スムーズに手に取りやすい状況になっているかを店舗巡回のスタッフが確認する意味は大きいといえます。
●販促物を設置することで販売促進ができる
店舗巡回スタッフが売り場に直接、販促物を設置することで、販売を促進できます。季節商材などの場合には特に有効となるでしょう。
●店舗スタッフの自社商品の理解度アップ
店舗巡回により、店舗スタッフに自社商品についての教育を実施することが可能です。自社商品の理解度が進めば、接客時に役立ち、販売促進につながります。
コロナ禍における効果の上がる代替方法
店舗巡回は、お客様が直接、商品と相対する重要な売り場の見直し、調整により、販売促進効果が見込める重要な活動といえます。
しかし、コロナ禍では、なかなか直接店舗に赴くことがむずかしい状況にあります。
セレブリックスの「ニューノーマル対応店舗接客・販売支援サービス」では、店舗巡回と同等の効果の上がる代替方法をご用意しています。
●店舗架電ラウンダー
店舗巡回の代わりに、商品説明、店頭把握、売り場交渉を電話で担う「店舗架電ラウンダー」は、店舗巡回の代替え方法としておすすめです。
従来、店舗に赴いていた代わりに、配荷店リストに基づき店舗へ架電します。例えば、売場獲得交渉や販促物設置交渉などをして、結果報告を行うサービスです。月間約600店舗への架電を想定しています。コロナ禍で店舗フォローが手薄、店舗状況が不明な場合に最適です。
ある入浴剤・スキンケアメーカー様の実例では、1日平均架電数は30店舗、販促物設置交渉の交渉成功率は30%でした。
その他、店舗巡回の効果を補填するために、販売・接客をデジタルで行うという方法もあります。
●アバター販売スタッフ
接客スタッフの代わりにデジタルサイネージのアバターが接客し、購買のきっかけを作る方法です。アバターがお客様の質問し、お客様とQAでやりとりを行い、最適な商品提案を行います。あらかじめ設定したシナリオ通りにバーチャル接客を行うことが可能です。これは人を介さない販促ツールとして役立ちます。
●オンライン接客
インターネットを通じて、遠隔から店頭にいるお客様を接客する方法です。デジタルサイネージやタブレットなどを店舗に置き、遠隔から接客スタッフが接客します。お客様は感染の不安を感じず、安心して接客を受けることが可能です。
●バーチャル実演販売
売場とスタジオをつなぎ、遠隔から実演販売を行う方法です。プロ実演販売士がスタジオで実演販売を実施するのを、お客様は店頭でモニターを通じて視聴することができます。お客様は、目の前で行われる実演販売と比べて感染リスクが少ないため、安心感があります。販売のプロが遠隔で商品をプロモーションすることで、売上アップが可能です。
まとめ
コロナ禍における、店舗巡回に代わる方法をご紹介してきました。店舗巡回の効果をコロナ禍下でも損なわないように、しっかりと対策を取っていくことが求められます。
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