新規会員獲得に効果の高いサンプリングエリア
直接、人に接することで新規会員獲得等に高い効果が期待できるサンプリング。その成果を左右するのはエリアの選択です。ここでは新規会員獲得に絞り、サンプリングを成功させるエリア選択のポイントを考えてみました。
【関連コラム】
<目次>
エリアを特定しやすいターゲット
エリア選択を考える上で最もわかりやすいのは、その年齢層が集まりやすい場所でサンプリングを実施することでしょう。たとえば都内の高齢者が多く集まる場所でサンプリングを考えるなら「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨が挙げられます。さらに学生なら御茶ノ水や高田馬場。ビジネスマンなら丸の内等がすぐに浮かびます。
ただし、こういったターゲットを特定しやすいエリアも、実は年齢層や職業が合っているだけで「今、その時点で商品に興味を持っている人が集まっている」わけではありません。そこから会員獲得に結びつけるには、ポスターやのぼり、目立つコスチュームなどを使うことでイベントムードを盛り上げて注意を喚起し、そのメリットをアピールする必要があります。もちろんスタッフの爽やかな声掛けも大事です。
エリアを特定しにくい主婦層
前述の高齢者や学生、ビジネスマンと比べて特定の街というのが見つけにくいのが主婦です。では主婦の場合は、どのような場所でサンプリングを実施するのが良いでしょうか。それはショッピングモール等の商業施設です。この場合のサンプリングは年齢層や職業、収入といったその商業施設のエリアデータを分析した上で実施すればさらに会員獲得の効果は高まっていくことでしょう。
例えば高額商品であれば比較的、高収入世帯が多い地域の商業施設を選択すべきですし、若い主婦の多いエリアであればお子様のいる家族を対象にした商品がいいでしょう。
ただし最適の場所をセレクトした上で考慮しなければならないのはスタッフです。ただ商品を手渡しするだけではなく、新規会員獲得という結果を出していくためには、スタッフも最適でなければいけません。ターゲットの足を止めさせ、興味を持たせる力。確保したわずかの時間で決めさせるセールストーク。それは研修によって磨かれますし、そういったスタッフを実際に現場で動かす監督力も必要になります。
イベント情報を敏感に察知し、サンプリングを実施
サンプリングで新規会員獲得を考えるならイベント会場はかなり重要な鍵となります。イベント施設は、都内ならビッグサイトや幕張メッセなどの大型施設だけではなく、コンサートホールやドーム、劇場等も対象となりますし、先にあげたショッピングモールでも頻繁にイベントが行われています。その最寄り駅や会場周辺がサンプリングエリアです。
たとえば車のイベントなら、当然カー用品に関心の高いターゲットが集まることが想定されますから、会場の最寄り駅で新情報を発信するメルマガやアプリのダウンロードを訴求すれば効果的でしょう。
イベントに向かう人たちは、ある程度、話し掛けられることに対する抵抗は低いと考えられるため、新規会員獲得のセールスには絶好のチャンスですからぜひ有効活用したいものです。もちろん道路の使用許可取得などルールを守ることは大前提ですが、イベントという大きな集客力と確かなターゲットのセグメント性を利用することで効果的に新規会員の促進を図ることができます。
もちろん、成果創出のためには「どこで何のイベントが行われるのか」という情報を敏感に収集しておく必要がありますので、それらのノウハウが蓄積したサンプリング会社を選ぶことをお勧めします。
セレブリックスの支援メニュー